先月、子ども達と企画を練ってお化け屋敷をしました。子どもに内容をすべて任せてみると、それがおもしろいのなんの！！

まず、しゃがみ歩きスタイル！
これは迷路の壁を作る用のテーブルが低いため、それを高くするのではなく、自らが小さくなるといった環境への配慮設定。そして、おばけ役が子どもで小さいため、入場者との身長差を軽減する意図あり！！
それから、ゲーム感覚(脱出ゲーム風)の実装！
ただ怖がりながらゴールを目指すのではなく、複数名で入場し、散り散りになっているお札を探し集める。すべて集まったら、ルートが出現してトロッコが動き出す。それに乗って脱出！
　しかし、おばけにつかまり続けていると、その人だけ脱落してしまうのです。

いざ、お化け屋敷が開店！
　1組目が入っていくと、わー！きゃー！とドタバタ音が聞こえてきました。少したって、入場した子達が出てきて、「脱出できんかったー。おばけ早すぎ！」そう言って、そのグループがなんとお化け役に参加しに行って、おばけ側に難易度下げるように要求。スピード感などをレクチャー。
　２組目が入っていくと、またまた楽しそうな悲鳴が聞こえて、少し経つと、出てきた子が「脱出できんかった―お化け多すぎ！！」そう言って、今度はそのグループもなぜかお化け役に参加（笑）。
　「やさしいお助けおばけも必要だよ！」

そうしていつの間にか、最後の私のグループの順番になりました。
いざ入場すると、結構静かな感じ少しずつ奥に進むと、道案内してくれるお化けや、お札の隠し場所を教えてくれるおばけが助けてくれます。やっと一枚お札が取れた！と思った次の瞬間どこからともなくお化けたちが出てきて周りを囲んでいきます。
しゃがんでるからか、上からも横からも囲まれてるから案外こわい！！
奥に逃げていくと、〔このさきいきどまり　札ないよ〕の看板を持ったおばけが！めちゃ親切！( *´艸｀)
　でも全然お札が見つかりません。
すると、道のわきで、ずっと何かを書いてたお化け役の男の子が紙を渡してくれました。お札でした。しかも今新しく作ったんだとか！　結局、本来なかったはずの必要枚数以上のお札が手元にそろい、無事にトロッコが動き始め出口へ！
動き出したトロッコの後ろからはお化け役の子たちが列を作って並んで歩き始めました。
その様子はまさに百鬼夜行！！
　お化けたちに見送られて、出口にたどり着きました。脱出成功！なぜかお化けに喜ばれていました(笑)

　回数を重ねるごとにどんどん進化していく成長型お化け屋敷。
「最初と全然ちがくなったね！」と笑いながら話してくれたのは、企画をした中心の女の子でした。
最後には恐怖あり笑いあり、ストーリーの主人公気分が味わえるお化け屋敷となりました。