2026.01.20
本棚の向こう側
ももやまには、ドアのない部屋がある。
大人にとっては、見通しが良くて安心な空間。でも、子どもたちはその入り口に本棚を動かして置く。
「ここは自分たちの場所だ」と言わんばかりに。そこに大人はなかなか入れてもらえない。
それは、子ども達自身が自分たちを守る境界のようにも見える。
誰に見せるわけでもない安心感があるのだろう。でも完全には閉じない距離感。
「自分たちで選びたい」だけなのかもしれない。
本棚から生まれたその基地は、子ども達が自分の世界を作れる力を教えてくれている気がする。

